戸棚の奥から、一体いつ開けたのかわからない、湿気た塩が出て来た・・。 そんな経験はありませんか?
この塩はまだ食べられるのでしょうか?? そもそも塩に賞味期限はあるのでしょうか。
塩の賞味期限
塩には食品衛生法、JAS法に基づき、 明確な賞味期限が定められていません。
結論からいうと、塩には賞味期限が定められていません。これは塩の経年劣化が極めて少ないためです。開封後に食べられる期間は、保存状態が良好であれば、なんと無期限なのです(※)。 ちなみに、砂糖も同様に賞味期限はありません。
※保存環境などによります。すべての塩が無期限に食べられるわけではありません。
塩が湿気て固まったときは
長期保存が可能な塩ですが、「湿気」を吸収しやすい性質があります。 湿気て固まったときは下のような方法でサラサラに戻すことができます。
フライパンでから煎りする
塩をフライパンで油をひかずにそのまま煎ります。焦げ付かないように弱火でゆっくり煎りましょう。塩に含まれていた水分が蒸発し、サラサラになってくるはずです。
電子レンジでチンする
耐熱皿に塩を入れ、ラップをかけずに電子レンジで加熱します。 水分が飛んで、サラサラになります。
塩をサラサラに保つ方法
煎り米をいれておく
レストランなどで、塩の小瓶の底に米粒が入っているのを見た事がありませんか。これは、塩の湿気を予防するために入れています。煎り米が水分を吸収してくれるので、塩が湿気るのを防ぎます。