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An image塩のまめ知識

風邪・インフルエンザを予防する塩うがい

冬に流行するものと言えば、風邪やインフルエンザです。

予防には手洗いやうがい、人ごみを避けるなどの方法がありますが、うがいの際に塩を使う「塩うがい」という方法をご存知でしょうか?

塩を入れるとどうして良いの?

薬局などで売られているうがい薬には、殺菌・消毒効果があります。それによりただの水道水でうがいをするより風邪やインフルエンザの予防効果が高くなるというわけです。

塩にも殺菌・消毒効果がありますが、うがい薬ほど強力ではありません。しかし、風邪やインフルエンザで炎症を起こしている喉に過度な刺激を与えると、喉の粘膜が傷ついてしまう恐れがあります。その点、塩は日常口にする調味料ですから喉の粘膜を傷つける心配はありません。さらに食塩水には炎症した喉の痛みを和らげる効果もあるのです。



体液と同じ濃さ「生理食塩水」

「生理食塩水」とは血液などの体液と浸透圧が等しい約0.9パーセントの食塩水の事を言います。 体液と同じなので目や鼻に入っても刺激がなく痛みもほとんどありません。 脱水症状などの際に点滴される事もあり、医療の世界ではよく使われています。 塩うがいをする際は、このような刺激の少ない「生理食塩水」を使って行うのがおすすめです。

「生理食塩水」の作り方

  • 水 500ml
  • 水(消毒用) 500ml
  • 塩 小さじ1
  • 1.殺菌のために、水を10分程度沸騰させます。
     生理用食塩水に使う水は時間がたったら充分に冷ましておきます。
  • 2.生理用食塩水を入れるための器を1で沸騰させた消毒用の水で殺菌します。(火傷に注意)
  • 3.の充分に冷ましておいた水に塩を加えて溶け残しがないようにかき混ぜます。
     これで出来上がりです。
  • ※上記の方法は塩うがいに使えるよう簡単に作り方を書いたものです。

塩うがいのやり方

  • 食塩水を口に含み、口を閉じたまま30秒前後口の中をぶくぶくさせてから食塩水を吐き出します。
    Point:喉のうがいを行う前に、まずは口の中を清潔な状態にしておきます。

もう一度食塩水を口に含み、上を向いて口をあけながら、20秒前後うがいをします。 なるべく喉の奥へ届くように行うのが良いですが、やりすぎるとむせてしまうので、できる範囲でかまいません。 口の中の食塩水は1のとき同様吐き出してください。 これを数回繰り返します。

うがいは、風邪やインフルエンザの予防にはもちろんですが、空気中のホコリなどを洗い流す役割もあります。 人ごみや外出から戻った際にも塩うがいを行うのが良いでしょう。 塩うがいに使う塩は、ご家庭にある食塩でかまいません。 特別な材料や道具がいらない手軽な塩うがい、皆さまもやってみてはいかがでしょうか。