様々な種類があるお酒、皆さんはどんなお酒が好きですか?
日本酒?ワイン?ビール?・・・そんな多種多様なお酒の中から、今回はカクテルについてです。 皆さんは、塩が使われているカクテルがあるのをご存知ですか?
カクテルってどんなお酒??
カクテルとは、ウィスキーやブランデー、リキュールなどの洋酒をベースとし、シロップやジュース(果汁)、炭酸飲料や氷片などを調合した混合酒です。
日本で飲まれるようになり、日本酒をベースにしたものも増えています。
お菓子のように甘いものから苦みが強いもの、宝石のように色鮮やかなものやアルコールがほとんど使われないノンアルコールカクテルなど、とても多くの種類があります。
グラスのフチに・・・スノースタイル
グラスのフチを塩や砂糖で飾り、まるで雪が凍り付いているようにみせるデコレーション技法を「スノースタイル」と呼びます。 グラスに塩を付けるのは、見栄えを良くするだけではなくカクテルの味わいを深めるという理由もあります。塩を使ったスノースタイルの定番カクテルとしては、「マルガリータ」と「ソルティドッグ」が有名です。
マルガリータ
「マルガリータ」という名前の由来は諸説ありますが、中でもロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサーが狩猟場の事故で不慮の死を遂げた恋人を偲んで名付けたという説と、メキシコのバーテンダーが、塩を舐めながらお酒を飲むのが好きな恋人の名前をカクテルに付けた、という説が有名なようです。
それ以外にも、筋肉を収縮させる働きを助けたり、脳に刺激を伝達する役割もあります。
ソルティドッグ
ウォッカをグレープフルーツジュースで割ったカクテル。さっぱりとした酸味と、塩の辛さがよく合うと人気です。
「ソルティドッグ」というのは、イギリス海員達のスラング(俗語)で船の甲板員のことです。甲板員はいつも汗だくで働き、さらに海のしぶきを浴びて身体がいつも塩気を帯びていたことから「しょっぱい男」というような意味で付けられたと言われます。 ちなみに、グラスの縁に塩を付けない「ノンスノー」にすると「ブルドッグ」や「テールレス・ドッグ」、「グレイハウンド」とカクテルの呼び方が変わるそうです。