日本ではどれくらい、どこから塩が供給されているのかご存知ですか？ 前回は需要でしたが今回は供給についての説明をしていきたいと思います。

毎日食べている塩ですが、日本でどのくらい、どこから供給されているのでしょうか？ 漬物や味噌汁、ラーメンなど私たちの生活の中には、たくさんの塩を使った食べ物があります。沢山の需要がありますがその塩はどこからきているのでしょうか？ 塩の供給について説明いたします。

2014年の供給された塩の総量は805万7000トンとなっています。内日本国内で製造されている塩は92万8000トンで海外からの輸入が712万9000トンです。国内で製造している塩の量は約13％となっていて、ほとんど海外からの輸入で成り立っています。

では輸入した塩はどこから輸入しているのでしょうか。 日本が塩を輸入する国はたくさんありますが、主要な国は2つです。 1つはメキシコ(315万トン)、もう一つがオーストラリア(278万トン)です。 日本の塩の73.5％をこの2つの国からの輸入に頼っています。

では日本の塩の生産量はどのくらいなのでしょうか。 日本での生産量は92万8000トンで、多くを輸入にたよっています。 外国産の安い塩に比べて日本の塩はあまり多くありません。

今回は塩の供給について説明しましたが、日本にはたくさんの塩が日々輸入されています。スーパーに行ってもたくさんの種類の塩がたくさんありますが、それぞれ海水や製法も違い味も違います。 塩の一つ一つの商品に特徴があると思いますので、是非一度国別や製法別で食べ比べをしてみてはいかがでしょうか？