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An image塩のまめ知識

固まった塩をさらさらに戻す方法

 

塩は放っておくとカチカチに固まってしまいます。

開封済みの塩の場合、まんべんなく味付けをしたいときや少量の料理を作る際は、困りものですね。 なぜ塩は固まってしまうのか…。この現象は湿気によって起こるものなのです。

塩が固まる理由

塩が固まるという現象は、湿度の変化によって起こります。 塩を湿気のあるところに放置しておくと、塩の結晶の表面に空気中に含まれる水分がほんのわずかですが付着します。この水分によって塩の表面が溶けてきます。

その状態から、今度は湿度が下がり表面の水分が乾いてくると塩の表面にはわずかな結晶が現れます。この2つの状態を繰り返す事によって塩の結晶同士がくっつき合い、やがて目に見える固まりになってしまうのです。 空気中の湿度は季節はもちろん日中でも常に変化しています。日本は湿度の高い国ですので、塩が固まる事が多くなってしまうのです。

塩が固まるのを防ぐ

塩が固まる原因は上記で述べた通り、湿度の変化が原因です。 ですから、湿度の変化がおきないように管理すれば良いのです。 塩を入れる容器はしっかりとフタが閉まるものを利用し、使い終わったらきちんとフタを占めて、湿度を一定に保つように心がけましょう。

また湿度の高いところに塩を保存、保管しておかない事も大切です。

塩が固まったときの対処法

とはいえ、やっぱり塩が固まってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。 そういった場合は、塩を温めるのが良いでしょう。 フライパンなどで軽く炒ったり、電子レンジで1~3分(これは量や塩の状態などで変わります)温めてあげたりすると効果的です。

フライパンを使用する際は、塩が焦げ付かないようにフライ返しなどでかき混ぜながら行いましょう。